養鶏場のとれたて卵とこだわりスイーツが大人気！たまご街道の直売所『農場の家』

相模原市麻溝台は古くから養鶏が盛んな地域です。鶏舎や直売所が点在する市道は『たまご街道』と名付けられ、テレビなどでも特集される人気のお店が並んでいます。今回は、養鶏場『コトブキ園』の直売所『農場の家』をご紹介します！

アクセス

『農場の家』は、「麻溝台中学校入口」バス停の目の前です。かわいい看板が目印です。

お店の入口はこちら。5分ほど離れた場所にある養鶏場『コトブキ園』から毎日新鮮な卵が入荷されています。

所在地：神奈川県相模原市南区麻溝台2-9-20

お店のすぐ横に数台停められる第1駐車場と、通り沿いに広々とした第2駐車場があります。

オープン前の時間にお店の前を通ると、並んでいる方をよく見かけます。そして店内にはとれたての卵がずらりと並んでいます。

行列必須の人気商品『初卵』

オープン前にできる行列のお目当ては、知る人ぞ知る人気商品の『初卵(ういらん)』です。初卵とは、若鶏が初めて産んだ卵のことで、産み始めから3週間ほどしか採れない貴重な卵。SSサイズの小ぶりな卵ですが、濃厚で栄養価が高いそうです。

『初卵』を求めて、都内から買いに来る常連のお客様もいるとのこと。販売は不定期なので、出会えたらラッキーです。お値段も安い！

品評会で「最優秀賞」受賞の卵

『農場の家』で販売している卵は、主に『恵寿卵』『長寿卵』の2種類です。

どちらも栄養たっぷりの卵なので、贈答用としてまとめて購入される方が多いそうです。大きめの卵をご挨拶用に購入したり、ご近所に配ったり、なかには、ゴルフの景品や、建築関係の職人さんが近隣の方へのご挨拶用として購入されることもあるそうです。

『恵寿卵』は、卵100gあたり「葉酸」が120μg含まれた女性にうれしい卵です。

『長寿卵』は、ビタミンAとビタミンEを多く含んだ卵。お値段がリーズナブルなので、普段使いの卵にぴったりです。ちなみに2024年11月に淵野辺公園で開催された「農業まつり」の鶏卵品評会で『長寿卵』は「最優秀賞」を受賞したそうです。今年は特においしいんですね！

『長寿卵』『恵寿卵』を使用したこだわりスイーツ

直売所では、とれたて卵を使ったスイーツや、スーパーでは見かけない馬刺しや鴨肉などのお肉、新鮮野菜など、お店おススメの商品も取り扱っているので、卵以外の商品も魅力的です。

なかでも人気なのは、スイーツ！平日でも午後には完売する商品も多いので、たくさんの中から選びたい場合は、早めの時間がおすすめです。

神奈川県指定銘菓に認定された『クレームブリュレ』、女性のためのたまご「恵寿卵」を使った『シュークリーム』、たまごのおいしさが味わえる『なめらかプリン・焼きプリン』、季節限定商品の『ソフトクリーム』(夏季)、『ロールケーキ』(冬季)などのこだわりスイーツが並びます。

店内にはイートインスペースもありました。販売しているスイーツをこちらで食べることもできます。

今回は、わが家がよく購入するスイーツをご紹介します！

焦がしカラメルシュークリーム 345円

こちらは冬季限定商品。人気商品なので売切れることも多いのだそう。袋を開くと、香ばしいカラメルのいい香り！こぼれそうなくらいたっぷりと入っている濃厚なカスタードクリームには『恵寿卵』を使用しているそうです。ほろ苦いカラメルの風味とカスタードの甘味がマッチしていて、リピートしたくなるおいしさでした。

シフォンケーキ(メープル) 410円

こちらも『恵寿卵』を使用した『シフォンケーキ』です。「メープル」と「チョコレート」の2種類がありました。しっとり＆ふわふわな食感がたまりません！甘さ控えめで、素材のおいしさを堪能できました。生クリームとシュー生地がついているので、いろいろな食べ方を楽しめます。

『コトブキ園』の取り組み

たまご街道がメディアで取り上げられるようになり、養鶏場に対する周辺住民からのイメージが少しずつ変化してきたことを実感されているそう。

養鶏場を運営する『コトブキ園』の代表取締役・角田さんは「相模原市の将来を担っていく子どもたちの力になりたい」「周辺住民へお返しがしたい」という思いから、相模原市内の子ども食堂や非課税世帯への支援を始めたとのこと。ステキな取り組みですね。

生活には欠かせない卵。おいしくて身体にもいいものを食べ続けたいですよね。『農場の家』では、卵はもちろん、素材の味を楽しめるスイーツもおいしいお店です。お近くに訪れた際は、ぜひ立ち寄ってみてくださいね！