働く喜びを味わう。とれたて野菜と窯焼きピザのやさしいカフェ『365+β』

働く喜びを味わう。とれたて野菜と窯焼きピザのやさしいカフェ『365+β』

2025年7月2日(水)、小田急相模原駅近くに誕生した『365+β』。このカフェはとれたて野菜をふんだんに使ったランチと窯焼きピザが楽しめる、やさしさにあふれたカフェ。ただ食べるだけでなく、その料理に込められた“働く人の喜び”や想いまでも、そっと感じられる場所です。

駅チカの隠れ家カフェ『365+β』

小田急相模原駅から徒歩3分。お店は松屋の3階という、少し隠れ家のような場所にあります。

松屋の脇にある階段を上がって2階の系列店『無題』のドアを開け、さらに階段を上ると、パッと明るく開放的なカフェスペースが広がります。

店内はテーブル席と、調理風景が見えるカウンター席があり、ゆったりと過ごせる空間です。

野菜が主役のランチセット

メニューは『Aセット 野菜グリルランチプレート+ピザ(1,000円)』と、プラス200円でドリンクがついてくるお得な『Bセット(1,200円)』の2種類。ピザは「オリーブオイル」「トマトソース」「クワトロフォルマッジ」の3種類。サイズも選べるのが嬉しいポイントです。

ドリンクもコーヒーや紅茶のほか、ブルーベリーサワードリンクなど、個性豊かなラインナップが揃っています。

Bセット(1,200円)

Bセットを注文し、ドリンクは「アイスコーヒー」、ピザは「クワトロフォルマッジ」を選びました。さらに「ランチプレート」も付いた、満足感のあるセットです。

アイスコーヒー

注文後すぐにアイスコーヒーが運ばれ、火照った体に染みわたります。

週替わりランチプレート

この日のプレートは「参鶏湯スープ」「夏野菜の冷やし鉢」「とうふグリル」の3品。品数豊富で、見た目にも華やかです。

「夏野菜の冷やし鉢」には、キンと冷えたホールトマトやホクホクのかぼちゃ、ピリ辛のしし唐など、色とりどりの夏野菜がたっぷり。それぞれの野菜が持つ甘みや酸味、苦みが絶妙なバランスで、爽やかな気持ちになります。

「参鶏湯スープ」は、鶏ガラスープがすっきりとしていながらも奥深い味わい。生姜がアクセントになり、体が芯から温まる一品です。骨付きの鶏肉やオクラ、ゴボウ、ニンジンなど、具材それぞれの旨みが溶け合い、心に染みわたるおいしさです。

「とうふグリル」も美味。自家農園で採れた大豆から手作りされた自家製豆腐は、濃厚で密度の高い旨みが凝縮されています。

クワトロフォルマッジ

メインのピザは、専用のハサミで自分好みのサイズにカットしていただきます。窯で焼き上げられたピザは、もちもちとした生地が絶品!特に「クワトロフォルマッジ」は、個性豊かなチーズの香りが食欲をそそります。

このピザをさらにおいしくしてくれるのが、卓上に用意された自家養蜂場で採れたというハチミツです。

とろりとしたハチミツをたっぷりかけると、ゴルゴンゾーラの塩気とハチミツの優しい甘みが絶妙に絡み合い、口の中に幸せが広がります。

ピザは店内の専用窯で焼き上げられます。

『365+β』が届ける“働く喜び”

『365+β』を運営するのは「合同会社 がんばろう」。この会社は『365+β』の他にも、古淵のパン屋さん『jamる』を含む4店舗のパン屋さん、階下の天ぷら御膳『無題』といったレストラン、さらに広大な農園と養蜂場を運営しています。

これらの場所では、デイサービスの利用者さんや就労支援B型事業所に通う方々が、それぞれの得意分野を活かしながら、社会とつながる喜びを感じて働いています。


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「畑で共に働こう」「イチゴやハチミツでお菓子を作ろう」「畑の野菜で惣菜を」――そんな温かな思いが込められた『365+β』。ここでは、おいしい料理を通して、彼らの「働く喜び」や「成長」を感じることができます。希望すればピザ焼き体験もできるそうですよ。

365+β(プラスベータ)

※情報は取材当時のものです。来店の際は公式情報をご確認ください。

住所
神奈川県相模原市南区松が枝町24-6 3F
アクセス
小田急相模原駅 徒歩3分
営業時間
水・金・土11:30〜14:30(LO13:30)
定休日
月、火、木、日
Instagram
@mudai_2024
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