お誕生日や結婚記念日、顔合わせに使えるようなお洒落なお店って意外と見つからない…。そんな時には橋本駅前にある隠れたお洒落なお店『Bistro Masa Kiwami』はいかがでしょうか。小洒落た空間に、おいしいお食事。連れてきた誰もが喜びそうなお店ですよ!
ちょっと隠れたお洒落なお店
橋本駅南口からは徒歩約3分。南口を出て、国道16号方面に歩いていくと交差点にある歯医者さんと同じビル1Fにあります。橋本二丁目交差点を踏切側に曲がって、すぐ裏のお洒落なガラス張りのお店です。
所在地:神奈川県相模原市緑区橋本2-4-7 KTSビル1F
お店の外観はコチラ。ガラス張りの外観と、店名『Bistro Masa Kiwami』(以下、極さん)表記の上に大きく『極』とある黒い看板が目印です。実はここ、相模原お店大賞で準大賞も受賞してるんです。
駐車場はありませんが、駅前なのでお酒を飲んでも歩いて帰れますね!
バーカウンターが目を引く落ち着いた店内
外から見るよりも広い店内は落ち着いた雰囲気。タイルと木が基調の内装は、大人っぽくオシャレです。
まず目を引いたのはカウンター。タイル張りのお洒落なカウンターにたくさんのグラスが並びます。これはお酒もすすみそう!
2名掛けテーブル席が14席とカウンター席が7席。テーブル席は4名掛けにも6名掛けにも対応できるので、1名から団体まで安心して入れます。
昼と夜の顔が違う充実メニュー
昼はランチ、夜はコースと昼と夜の顔が違うのも特徴!オシャレなランチは特に女性に大人気。日替わりの『プレミアムプレートランチ』は毎日違うメニュー内容で、その日のシェフのこだわりメニューが複数食べれちゃうという贅沢ランチ!日替わりランチを目当てに週4回通う男性客もいるそう!
料理だけじゃなくパフェも大人気!季節のパフェは時期によって変わるので、いつ行っても楽しめますよ!
ディナータイムはコースがメインですが、1品から頼めるアラカルトメニューも充実していて、コースメニューで出される前菜からお魚・お肉までいただけます!
ここの本日のパスタ、実はクリーム系やトマト系などリクエストも可能!お客様の気分とお好みに合わせてシェフが作ってくれちゃう、嬉しいパスタなんです!
シェフのおすすめコース 6,600円
今回は『シェフのおすすめコース』をいただきます。こちらのコースは前日予約なしでも頼めちゃうのに、前菜からデザートまでの豪華フルコース!他にも4,400円のカジュアルコースから低糖質コース、極肉コースやアニバーサリーコースなど選ぶだけでも目移りしちゃいます。
まずは前菜の『ズワイ蟹と玉ねぎムースとトマトのアンサンブル』から。こちらはずわい蟹とアボカドにトマトのコンソメジュレを挟んだものの上に、玉ねぎのエスプーマを乗せています。エスプーマとはスペイン語で泡のこと。白い泡の上には、贅沢にキャビアまで散らされています。前菜から豪華!
スプーンを一差しすると、ぎっしりと詰まったずわい蟹に行き着きます。アボカドとトマトのジュレに負けないしっかりとしたずわい蟹の味を、柔らかなエスプーマがまろやかにしてくれている……絶妙なお味です。おいしい。メニューはアラカルトでも食べられるようにと、お店がおすすめされてるだけあります!一緒にいただいた『樽詰スパークリング』ワインともぴったりです。
お次はスープをいただきます。『季節の野菜のポタージュ』はコーンスープでした。添えられた焼き立てパンもとってもおいしそうです。お皿の縁にはパプリカ粉とブラックペッパーが彩りを引き立てています。お好きな方で食べてくださいとのことでした。濃厚なコーンスープなのに、あっさりしていておいしいです!ブラックペッパーもパプリカ粉もどちらも合う!焼き立てパンはクロワッサンとバゲット。もちろんスープにぴったりです。
次に出てくるのはメインの魚料理、『旬の鮮魚のパートブリック包みシャンピニオンの香りをとじ込めて』です。今回の旬の鮮魚は鱈のソテー。マッシュルームのシャンピニオンソースがさっぱりとした鱈のお味を引き立てています。パートブリックとは小麦粉を薄く焼いたクレープ上の皮で、フランス料理ではよく使われるそうです。お皿にはジェノベーゼソースが添えられていて、見目も華やかで綺麗です。
パートブリックはナイフとフォークで崩していただきます。パリッパリの皮を割ると中から鱈のソテーが顔を覗かせます。パートブリックは塩味の強い皮で、鱈のソテーとは相性抜群!添えられたジェノベーゼソースをつけると、また風味が変わります。バジルの香りがお魚とマッシュルームによく馴染みます。よりさっぱりと食べたい方はソースに乗ってるピンクペッパーと一緒に食べるのも最高です!
続いてメインのお肉料理!『牛フィレ肉のロティ 鶏レバーのコンフィとのマリアージュ』は牛フィレ肉の上に鶏レバーのコンフィ、グリルした野菜が添えられていてその上にはペリグーソースと呼ばれるトリュフソースがかかっています。お肉は柔らかくて、ナイフで切ったところからほぐれていくほど!お皿に添えられたお塩か、バルサミコの効いたペリグーソースをお好みで。お塩はフランスのお塩だそうで、お肉の味が引き立ちます。
ペリグーソースのペリグーとは、トリュフのよく取れるペリゴール地方が由来だそうです。ソースは甘酸っぱく、トリュフの香りがふんわりと広がります。お肉に合わせるとこれまた最高!上に乗ったコンフィはよく煮込まれていて、柔らかく濃厚です。鶏レバーのため、臭みは少なくさっぱりと食べれます。野菜のグリルもおいしく、蓮根まであまい!ペリグーソース……ベリグーです!
牛フィレ肉のロティと一緒にペアリングしていただいたのはなんと『城戸ワイン Autumn Colors ルージュ』!大人気kidoワイナリーのプレミアワインです!この日のイチオシワインとのことで、お肉と一緒にいただきました。このワイン、おいしい…!噂には聞いていたのですが、とってもフルーティで芳醇です。極さんは時々珍しいお酒も取り寄せるようで、沢山のお酒が揃っておりました。
最後はデザートです。『メロンのパンナコッタとジャスミン茶のゼリー』と『紅茶のフィナンシェ』をいただきます。お皿にはフランボワーズのソースが可愛く盛り付けられており、見た目からとっても素敵です!メロンのパンナコッタに鼻を近づけるだけで、ふんわりメロンの香りが漂ってきます。一口ほおばると赤肉メロンとジャスミン茶ゼリーがびっくりするくらい合う!おいしすぎる!!
一方の紅茶のフィナンシェはぎゅっと詰まった生地が、柔らかくほどけます。甘さ控えめで、紅茶の香りが鼻に抜けます。まるでフランボワーズをそのままソースにしたかのようなソースは酸味が強く、まさにフルーツ!これがフィナンシェと合うんです。コチラもあっという間に一口で。。
コースのラストには紅茶かコーヒーのサービスまで。私はホットコーヒーをいただきました。デザートで食べたフィナンシェとも合いそうで、取っておけばよかったと後悔。一通りコースを食べきってからのコーヒーはほっと一息の、幸せ時間です。
豊富なアルコールメニュー
『Bistro Masa Kiwami』さんには沢山のお酒が揃っております!ビールだけでもこれだけの種類!サーバーが4つしかない関係で、この内のどれか4種が定期的に変わって提供されているそうです。タイミングが違えば、色んな種類のビールが飲めるのも楽しみでいいですね。
もちろんワインのラインナップも充実!赤、白、その他ここのページにない各種ボトルワインもたくさん揃っています。喜んでもらえるのが好き、ということで店長さんたちが色々集めた珠玉のお酒たちが揃っています。レアなお酒とかも集めるのがお好きなそうで、メニューに載ってないものもお店に聞けば出てくるかも…??
店長さんへインタビュー
最近は大人気ドラマのロケ弁として注文を受けたりと、相模原には珍しいオシャレで人気なお店『Bistro Masa Kiwami』。店長の奥様も加わって和やかな雰囲気のなか、いろいろインタビューしてみました。
――Bistro Masa Kiwamiという店名は、どこから由来しているのですか?
元々は相模原の城山で『Bistro Masa PetitBonheur』というお店をやっていました。御縁があって現在のお店のオーナー様と知り合い、オーナーのやっていたお店と合体する形で橋本駅前に今のお店をオープンしました。オーナーのやっていたお店が極(ゴク)という名前だったので、私達のお店と合わせて『Bistro Masa 極』に。語感を考えて「ゴク」から「キワミ」に変えました。
――こちらは営業されて何年目なのですか?
8年目になります。毎年周年イベントもやっていて好評なんです。ハズレ無しのくじがあったり、土日の予約はすぐに埋まってしまいます。うちのイベントの中でもとってもおすすめのイベントです。
――なぜ『カジュアルフレンチ』としているのですか?
王道のフレンチって敷居が高いじゃないですか。それに口に合うかは何とも言えないですし。それよりも、創作フレンチとすることで、私達にとっても食べやすい感じで提供できると嬉しいと思って『カジュアルフレンチ』と謳っています。箸とか使ってもいいような、気兼ねなく食べれるフレンチにしたかったです。
――店長さんたちにとって橋本ってどんな街ですか?
遊びに行く街。元々私達は津久井に住んでいるので、学生の頃から橋本は遊びに行く街でした。相模原が好きなのはもちろんで、良くなってほしい。都内に出してとかの声もあったんですけど、相模原で程よくのんびりやっていきたいです。
――『Bistro Masa Kiwami』の一番のウリはズバリなんでしょうか
記念日のご利用にピッタリなところです!相模原や橋本近辺にはあまりお祝いに使う店がないので、地元にそういうお店を作りたくて。結婚記念日から、結婚式の二次会。最近は保護者会のお疲れ様会などにも利用されています。
――お客様に伝えたいことはありますか
フレンチってだけで、まだまだ入りづらいと思います。ただ、いざ入ってみるとリーズナブルでおいしいお店。まずはぜひ来てください。一回食べてほしい!ここの味を知ってほしいです。
お子様も大歓迎
店内にはお子様用の椅子もたくさん用意してあり、ベビーカーやお子様連れの女性のお客様も多いそうです。お子様連れでコースは食べづらい…というお客様向けにもコースメニューのご用意がございます。予約時にお伝えいただければ、お子様プレート(1,100円~年齢や内容によって変動あり)のご用意もしているそうです。
内容は子供が好きそうなハンバーグやエビフライなどのおかずに、デザートのアイスなど。子供だけどお子様プレートはもう卒業かな、というお子様には子供用コース(3,000円程度~)などご相談次第で、色々対応していただけるそうです。
Douze 極 はなれ
実は『Bistro Masa Kiwami』さんには一日一組限定のはなれがあります。お店から道路を挟んで、向かい側にある『Douze 極 はなれ』です。こちらでは手作りのパンから、パティシエ特製のデザートまで、更にワンランク上の極みの食事が味わえます。一日一組限定のため、店舗貸し切り確約となります。結婚式や、二次会などお祝いごとにぜひ。
サンダルやスニーカーで来てもよし、ドレスコードはもちろんなくてベビーカーやお子様連れも大歓迎の『Bistro Masa Kiwami』さん。箸でも食べれるという、気軽に行けるお洒落なフレンチのお店ってあんまりないと思います。店長さんたちのあったかい思いに包まれた『カジュアルフレンチ』に、ぜひとも足を運んでみてください。
お昼も夜もオシャレな極さん…!おいしくて大好きなお店で、実は家族や会社の仲間でリピートしています。今回はおすすめしてもらえた8周年イベントもおじゃましちゃいました!
お祭り時はキッチンカーを出したり、伊勢丹などのデパートに出店したり様々な活躍をしている『Bistro Masa Kiwami』さん。店長さんたちが言うように、ぜひ一回足を運んでみてください!きっとファンになりますよ!いつかはなれにも行ってみたいものです!
Bistro Masa Kiwami
※情報は取材当時のものです。来店の際は公式情報をご確認ください。
- 住所
- 神奈川県相模原市緑区橋本2-4-7 KTSビル1F
- アクセス
- 橋本駅南口 徒歩2分
- 営業時間
- LUNCH 11:30~14:30 (LO14:00)
DINNER 平日・土 17:30~22:00 (LO 21:00)
DINNER 日・祝日 17:30~21:00 (LO 20:30) - 定休日
- 月曜日・第3火曜日
- 電話
- 042-703-0734
- @bistro_masa_kiwami
WRITER 投稿者