真夏の奥高尾登山で“生き返る”一杯。山頂のかき氷が沁みる!

真夏の奥高尾登山で“生き返る”一杯。山頂のかき氷が沁みる!

夏の高尾山から奥高尾へ。木陰はあるものの、じっとりと汗ばむ蒸し暑さにペースもゆっくりに。小仏城山にたどり着いた頃には、冷たいものが恋しくてたまらない…。そんな中で出会った山のかき氷は、まさに“生き返る”一杯。暑さに疲れた体に、優しく沁みわたるご褒美でした。

奥高尾ハイキング

高尾山頂上から奥高尾ハイキングをしてきました!頂上に着くと汗が滝のように流れます。とにかく暑い…ですが、群青の空に夏雲が浮かぶ絶景!いつもならここがゴールですが、今回はまだまだ通過点です。

高尾_小仏城山_高尾頂上

次の目的地は小仏城山。整備された登山道を軽快に進みたいところでしたが、想像以上の暑さにペースダウン。こまめに水分補給をしながら慎重に歩を進めます。

高尾_小仏城山_奥高尾縦走

小仏城山に到着! 眼下に広がる街並みと抜けるような青空。疲れが一気に吹き飛ぶほどの景色に、達成感もひとしお。時おり吹き抜ける風も気持ちよく、まさにご褒美タイムです。

高尾_小仏城山_小仏城山頂上

登山のオアシス

当初は陣馬山まで足を延ばすつもりでしたが、暑さでバテ気味に。さらに、遠くで鳴る雷や湧き上がる入道雲を見て、夕立の気配も…。そこでルートを変更し、小仏城山から相模湖方面へ下山することにしました。となれば、皆さんがいただいている“あれ”を頼まねば!

高尾_小仏城山_城山茶屋

「ゴクリ…」キンキンに冷えたビール&ハイボールも飲みたかったけど、まだ下山が控えているのでグッと我慢。

高尾_小仏城山_飲料販売

本名はかき氷!名物『城山盛り』はボリュームがすごすぎるということで、今回は普通サイズを選びました。フレーバーは王道のイチゴ。

高尾_小仏城山_かき氷メニュー

山のかき氷で生き返る!

茶屋のスタッフさんが手際よく、シュッシュッと氷を削ってくれます。「これ普通盛りですよね?」と尋ねると、「最近自分でもわからなくなってきたよ〜(笑)」どうやら巨大化しているようです。

高尾_小仏城山_かき氷制作風景

そして登場したのがこちら!普通サイズとは思えないビジュアル。これで普通なら『城山盛り』は一体どれだけ巨大なのか…。

高尾_小仏城山_かき氷いちご

沁みる〜!シロップを追加しながら食べ進めると、体の奥からじわじわと冷えていく感覚。生き返るとはまさにこのこと!思いのほかペロッと完食してしまい、『城山盛り』でも良かったかも?

高尾_小仏城山_かき氷いただき中

茶屋をあとにして東海自然歩道を通り相模湖方面へ下山します。

高尾_小仏城山_相模湖へ

振り返れば、木漏れ日に包まれた茶屋の風景がなんとも詩的で…離れるのが名残惜しい。またのんびり立ち寄りたい場所になりました。

高尾_小仏城山_城山茶屋帰り

東海自然歩道で相模湖へ

東海自然歩道はよく整備されていてとても歩きやすいです。なかでも杉並木のような平坦な道は、まるで神社の参道のような神聖さが感じられました。

東海自然歩道_相模湖

ふと足元を見ると、大木だけでなく小さな草花も太陽の光を浴びて輝いています。登山中の癒やしポイントのひとつ。

高尾_小仏城山_東海自然道森の息吹

下山ルートも終盤に近づくと、竹林の合間から民家が見え始めてきました。牧歌的な風景にほっこりします。非日常の山の世界から、少しずつ現実に戻ってくるような感覚。短時間の冒険ながら、見慣れた暮らしの気配に触れると、どこかホッとした気持ちになります。

高尾_小仏城山_東海自然歩道終点

甲州街道(国道20号)を歩いて相模湖駅に向かうこともできますが、せっかくなので自然歩道をもう少し楽しむことに。

高尾_小仏城山_弁天橋案内

舗装路を抜けて再び登山道へ。すると視界が開け、相模湖に架かる弁天橋が現れました。クライマックスにふさわしい絶景に、疲れが一気に吹き飛びます!

高尾_小仏城山_弁天橋

とはいえ、登山道を抜けたあとも駅までの道のりが意外と長く…。ようやくたどり着いた相模湖駅前で『さがみビール』を買って、自分に乾杯!

高尾_小仏城山_相模ビールで乾杯

相模湖駅に到着。ここから中央本線で八王子へ戻ります。相模湖〜高尾〜西八王子〜八王子と、実はとても近いエリア。気軽に楽しめる、夏の小さな冒険でした。低山とはいえ、熱中症対策や装備は万全に!

高尾_小仏城山_相模湖
相模原ジャーニー編集部

灯台下暗しとはまさにこのこと。奥高尾、思っていた以上に魅力的でした。調べてみるとルートもいろいろあって、地図を見ながら「次はどこへ行こうか」と思案中。今度は、もう少し涼しくなってから歩いてみたいですね〜

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