この記事はプレスリリースの提供を受けて作成しました。
相模原市を拠点に活動するアーティストたちのネットワーク「SUPER OPEN STUDIO」の10周年を記念したトークイベントが、2025年11月22日(土)に開催されます。会場は橋本駅近くの〈FUN+TECH LABO〉。批評家・アーティスト・キュレーターそれぞれの立場から、「制作と生活」を記録することの意味を掘り下げます。
10周年記念書籍をめぐるトークイベント
2013年に始動した「SUPER OPEN STUDIO」は、相模原市・町田市・八王子市にまたがる地域のアーティストたちのスタジオ(制作現場)を一般公開してきたプロジェクトです。
本イベントは、10年間の歩みをまとめた書籍『SUPER OPEN STUDIO――制作と生活の集合体』の発行を記念して開催。登壇者には、同書の編著者・中尾拓哉さん、そして多彩なアートプロジェクトを手がける和田信太郎さんを迎えます。
アートと記録のあいだにあるもの
アーティストが暮らしながら制作を続ける日常――そこに流れる時間や空気をどう記録し、伝えていくか。
本イベントでは、『SUPER OPEN STUDIOー制作と生活の集合体』の内容を手がかりに、「アートの記録」というテーマに向き合います。批評家・実践者・制作者、それぞれの視点から交わされる対話を通して、これからのアートと地域の関係にも光を当てます。
登壇者プロフィール(敬称略)
中尾拓哉(美術評論家/芸術学、東京造形大学特任准教授)
制作と生活(あるいは非芸術)の結びつきについて探求。著書に『マルセル・デュシャンとチェス』(平凡社)、『SUPER OPEN STUDIOー制作と生活の集合体』編著など。
和田信太郎(アートプラクティショナー)
プラットフォーム構築や学びのプログラム開発を行う。「コ本や honkbooks」設立メンバー。アーティゾン美術館「ジャム・セッション」展示プロデュースなど多数。
進行:今井しほか(アーティスト/デザイナー)
SUPER OPEN STUDIO副代表。フリーペーパー「スタジオと『』」の企画・発行を担当。
イベント概要
- イベント名
- アーティストの制作・生活を記録する──SUPER OPEN STUDIOの今までとこれから
- 開催日
- 2025年11月22日(土)
- 時間
- 17:00〜18:30
- 会場
- FUN+TECH LABO(神奈川県相模原市緑区橋本二丁目1-58)
- アクセス
- JR・京王線「橋本駅」北口より徒歩すぐ
- 参加費
- 無料(要予約)
- 詳細・申込
- イベントページ
SUPER OPEN STUDIOとは?
神奈川県相模原市・町田市・八王子市にまたがる地域で、100名以上のアーティストが制作と生活を営むエリアに根差したアートプロジェクト。2013年から毎年、スタジオを公開するオープンスタジオ形式で活動を展開し、地域とアートの新しい関係性を育んできました。
神奈川県相模原市緑区橋本二丁目1-58
アートを記録するという行為は、作品だけでなく、作家の日常や思考までも写し取る試みかもしれません。「今を残す」ことに興味のある方、ぜひ足を運んでみてください。
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