はしもと人を発見!『自家焙煎珈琲豆店 MEISTER』店主・古川きよみさん
店内に入ると、焙煎した珈琲豆のいい香りが漂い、珈琲好きなら幸せな時間に包まれる『自家焙煎珈琲豆店 MEISTER』。
受け継がれた焙煎の技術
笑顔で迎えてくれるのは、ご主人の両親から店を引き継ぎ、地域の人たちから変わらず愛されている店主の古川きよみさん。
「特に義母は自分の店というプライドがありました。今でも義父と義母の店として、一緒にやっているような感覚です」そう話すきよみさんは、焙煎技術の習得も熱心に経験を積まれてきました。
「色々なカフェや焙煎所をまわって、どんな風にやっているのかを見てきました。改めて外の焙煎所を巡り、義父がやっていたことを引き継ぐところもあったり、よそで教わって美味しかったものは取り入れて、自分なりのやり方にアレンジしています。例えば、生豆を洗ってから焙煎するなども。珈琲も色々飲んでみて、味や産地の違いなどの面白さから世界が広がりました」
お義父様から引き継がれた焙煎のことをお聞きすると、「マンデリンの焼き方が義父のオリジナルで、すごく深煎りで真っ黒焦げに近くなるくらい深煎りなんです。そんなに深く焼いたら苦くて飲めないと思っていたのですが、うちのお店は義父の焼き方のマンデリンのファンが未だに多くて。数年経った今でもこのマンデリンは美味しいと言っていただけるので、義父の焼き方をこれからも引き継いでいきたいなと思っています」
笑顔で心の通った接客と地域の人との繋がりを大切に…
珈琲豆の美味しさはもちろんのこと、きよみさんの接客にも定評があります。
「お店で大切にしていることは、笑顔で心の通った接客と清潔感。珈琲のプロとして、扱っている商品に責任とプライドを持ちながら接客しています」おいしい珈琲が飲める時間を持つのは素敵なことです。
所在地:神奈川県相模原市緑区東橋本2-13-3
「珈琲は日々の生活をちょっとだけ豊かにしてくれるもの。お仕事の合間や気分転換にホッとくつろいでもらえたらと思っています。だからこそ、うちのお店は毎日安心して珈琲を楽しめるよう、良い豆をきちんと見極めて仕入れ、洗い、価格もなるべく抑えて提供できるように心がけています」
そんなきよみさんは、橋本で様々な地域活動に貢献されています。
「自治会、東橋本商店会、相模太鼓、宮上囃子保存会、中学役員、青少年育成協議会や公民館運営協議会などでしょうか。できることはなるべく断らず、お手伝いできることがあれば参加したいと思っていて。そこで繋がる人たちから新しい何かが生まれたり、商店会の他のお店や人を紹介できたり。地域の人との繋がりは大切にしたいです」
学生時代から橋本で暮らして、もうすぐ30年。
「橋本は便利で住みやすいですし、東橋本に来てからすごく思うのが、皆さんとても優しくてあたたかい。子育てもしやすく、生活の基本の場所だと思います。お店は、子どもたちやお年寄りが、ちょっとおしゃべりに来るような、そんな地域のコミュニティの場になったらいいなと思っています」
橋本の街にそんな素敵な想いのある場所が増えていくといいですね。
自家焙煎珈琲豆店 MEISTER(マイスター)
※情報は取材当時のものです。来店の際は公式情報をご確認ください。
- 住所
- 神奈川県相模原市緑区東橋本2-13-3
- 営業時間
- 8:00~18:00
- 定休日
- 不定休
- 電話
- 042-773-1580
- @rastedcoffee
- @meistercoffee